[ubuntu-jp:1089] Re: #ubuntu-jp IRC Meeting digest 2008-09-16

Mitsuya Shibata mty.shibata at gmail.com
Thu Sep 25 14:39:08 BST 2008


edryさんへ、

柴田です。

edryさんのコメントを読めば読むほど、「IRCミーティング」の存在以外は、
edryさんの期待通りの体制になっているような気がします。

2008/09/24 15:06 "edry(えどりぃ)" <go at edry.jp>:
>> 例えばパッケージの作成を例に出させていただきます。Ubuntuのリポジトリにある
>> パッケージは世界中で利用されています。もし、このパッケージを「貢献度を度外視して」
>> 誰でも修正・アップロードできるとどうなるでしょう。皆が自分の都合だけで「修正」
>> したいことを勝手に適用していけば、あっという間に破綻してしまわないでしょうか。
> そのパッケージを作成する「責任と権限」を度外視すると破綻すると思います。
> しかし作成したパッケージがちゃんとしていれば「貢献度」は度外視できると
> 考えています。(ここに考える余地あり)
>

1. パッケージの修正「権限」には「責任」が伴うため、「貢献度」を度外視はできない。
2. ただし、パッケージが「ちゃんとしていれば」、それまでの「貢献度とは関係なく」
パッケージを修正する「権限」を手に入れても良い。
3. その際、「ちゃんとししている」かどうかの判断には当然「責任」が伴うため、
これは「貢献度」を度外視できない。

ということで、良いのですよね。3の部分がちょっと自信ないですけれども。
もし、そうであれば、今のシステムはまさしくその通りになっていると思います。

例えば自分の例で恐縮ですが、Ubuntuの中でも重要な位置を占めるエディタ
であるnanoの修正の場合をご紹介させていただきます。このnanoには、以前
日本語のヘルプを表示するとフリーズするというバグがありました(#188611)。
そこで自分はそれを修正したパッケージを作成し、Launchpadに投稿しました。
実際今年になるまでパッケージを作成したことがなかった自分にとって、
2,3回目に作ったパッケージです。しかも重要なパッケージに修正を加えています。
つまり、「実績」も「権限」もまったくない状態でしたが、それでも
そのパッケージはそのまま採用され、8.04にインストールされることになりました。


パッケージの作成・修正において「権限」が必要となるのは、
実際にアーカイブにアップロードする人と、「このパッケージは
十分な品質を満たしているよ」と判断する人のみです。そして、
それらを行う人には、それなりの「実績」が必要であることは、
edryさんにも納得していただけると思います。


>> もし、「貢献度を度外視する」となると、権限付与者の直感によって
>> 権限を与えるかどうか判断するか、すべての人にすべての権限を与えることに
>> なるような気がします。それとも、何か別の(閉鎖的でない?)判断基準をもって、
>> さまざまな権限を与えるということになるのでしょうか。
> まず、「権限付与者」を現在のコミュニティーで具体的に示すと日本チームの合議
> となるのでしょうか。日本チームの合議で「すべての人にすべての権限を与える」
> なんて本当にやると思いますか? それは杞憂ではないでしょうか。

日本チームに限って言えば、与えられる権限はほとんどありません。もしくは、
あるにも関わらず「与えられる権限」と正しく判断できていない可能性もあります。
そのため、「どのように与えるか」自体が決まっていないと思います。

もしedryさん(や他の方)が貢献するために欲しい権限があって、それが
与えられていないと考えるのであれば、どんな権限が欲しいかをお知らせください。
その場合は、与えられるかどうかはともかくとして、何らかの回答が得られる
でしょう(回答までに時間がかかるかもしれませんが)。

例えば、以下のような権限であれば、貢献度に関係なく与えられています。
 * Wikiにおける文書の新規作成・追記・修正
 * フォーラム・MLの投稿(質問でも返事でも提案でも)
 * 不具合の報告・修正提案
 * 各種アプリケーションの翻訳

以下の権限はシステム的に、今のところ複数人に権限を与えることが難しいそうです。
 * Web・Wiki・Forumのサーバ管理


> 具体的な例を挙げると、日本チームが解決したいと思う問題を「誰かやってみない?」
> と声明をだして、「責任と権限」与えてやってもらうのです。←ここ貢献度は度外視。
> もしくは「何かやりたいことはない?」として活動してもらうのもいいと思います。

これは重要ですね。「貢献したいんだけど、何をすれば良いかわからない」ってのは、
けっこうあると思います(自分も最初はそうだったし)。比較的、とっつきやすいことは、
翻訳で自分もそれから始めました。これならLaunchpadのアカウントさえ取れば、
誰でも自由に始められますしね。ただ、いろんなところでこのことについて述べては
いるのですが、Launchpadのインターフェース自体が英語であることもあり、
まだまだ十分な人数を得られていません。

サブチームを作成するということは可能だと思います。他のローカルコミュニティチーム
でも、それは行われていますし。よって、権限の譲渡云々については、他のチームの
やり方も参考にしつつ、今後ある程度「ガイドライン」を決める必要はあるかもしれませんが、
それほど問題にはならないでしょう。譲渡する権限があるのかという話以外は。

個人的には、例えば少し前のミーティングで、話題になった「フォーラムチーム」が、
最初のサブチームとして有力候補だと考えています。ただし、現状では「モデレータ」
自体がそれほど必要とされていないとも考えています。例えば「報告する」の件だと、
自分がモデレータとなった昨年10月から、報告された件数は(おそらく)20件にも
満たず、その大半がウィルスサイト(表現曖昧)へのリンクでしたので、即刻削除
という扱いでした。その後、「いきなり削除」では理由が分からないという提案があり、
削除の際には「審議の内容」を書き添えるという扱いになりましたが、そこからは
問題となる投稿自体がないというような状態です。

よって、現状どのような点でフォーラムチームが必要とされているか、
を明らかにしない限り作られることはないでしょう。


> 「提案」は「貢献」であるという考えを持っていますが、それがやり甲斐となるかは、
> その後の結果次第です。今回の提案も成果に結びつかなければやり甲斐になりません。

「成果」以外の「やり甲斐」を提供することは難しいですね。でも、提案が必ず
成果につながるかというとそれも保証できません。できれば、提案された
ことに対しては、せめてそれなりの「反応」だけでも返したいとも思っていますが、
自分自身は(個人的な)忙しさにかまけて後回しになったりもしています……

# 例えばedryさんが提案されていた情報の整理なども、素晴らしい提案だと
# 思いました。なんらかのコメントやアドバイスをしようと思いつつ、
# いつの間にか8月が終わっていました。すみません……

-- 
柴田 充也
mty.shibata at gmail.com



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