[ubuntu-jp:1723] Re: IPAフォントがオープンソースライセンスへ

Jun Kobayashi jkbys @ ubuntu.com
2009年 4月 6日 (月) 06:33:20 BST


小林です。

> ・IPAフォントが2009年4月中旬にもオープンソース・ライセンスへ,改変と再配
>  布が自由に 
>   http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090403/327784/
> 
>   独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2009年4月中旬にも,同機構が配布
>   しているIPAフォントを,改変と再配布が自由な新ライセンスで新たに配布
>   する。現在は改変を認めていないライセンスのもとで配布しており,IPAフ
>   ォントを改良したフォントの配布が困難,Linuxディストリビューションに
>   よっては同梱が困難という問題があった。 
>   (以下略)

これですが、上記ページのリンク先にあるライセンス本文が、誤って古いドラフト
になってしまっているようです。この内容だと、The Open Source Definition に
合致しないはずです。

  http://www.opensource.org/licenses/ipafont.html

実際にOpen Source Initiativeの承認を受けたライセンス文は、以下のURLで参照する
ことができます。

  http://ipafont.ipa.go.jp/enduserlicensedraft090305.htm

昨日OSIには連絡しましたが、まだ修正されていないようです。


>  IPAモナーについては、
> 
>   しかし,IPAフォントの現在のエンドユーザー向けライセンスが改変を認め
>   ていないことから,IPAモナー・フォントをディストリビューションの標準
>   フォントとして配布することは難しかった。IPAモナー・フォントは当初
>   Ubuntu日本語版の標準フォントとして配布されていたが,最新バージョン
>   であるUbuntu 8.10では標準フォントではなく,選択してインストールする
>   形になっている。
>   改変が自由になることで,IPAモナー・フォントなどの派生フォントをディ
>   ストリビューションの標準フォントとして採用することも容易になる。 
> 
>  となっています。
>  間に合えば9.04ではIPAモナーが標準で復活…ということはあるのでしょうか?

時期的に、9.04で復活させるということはありません。
今後、標準のフォントをVLゴシックのままにするか、IPAフォントにするか、あるいは
IPAフォントから派生した別のフォントにするかは、ユーザの意見を聞きつつ、Ubuntu
の開発者を交えて議論した上で決定していくことになります。

なお、IPAフォントのバージョン2以降をベースとした場合、ライセンス上「IPAモナー」
という名前は使用できません(現状のIPAモナーはIPAフォントのバージョン1をベース
としているのでそのままです)。


>  なお、先日Japanese Helperのアップデートがありましたが、あれを実施した
> ところ、ipamonafontなどが孤立パッケージになってしまいました。これもこの
> 関連なのでしょうか? 今のところちょっと怖くてautoremoveはかけていません
> が…

セットアップ・ヘルパとは関係なく、1月の 8.04.2 のリリース時に、
ubuntu-desktop-ja を ipamonafont に依存しないよう変更したためだと思われます。
sudo apt-get install ipamonafont を実行すれば、autoremove しても削除されなく
なるはずです。

-- 
Jun Kobayashi
E-mail: jkbys at ubuntu.com



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