[ubuntu-jp:2365] Google Chrome for Linux ベータ版

[Terazono, Junya]

Ubuntuの皆様

　こんにちは。寺薗です。
　Google ChromeのLinux用ベータ版が公開されています。いろいろ報道があります
が、例えば、

　　http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091209_334571.html

　などがよいと思います。

　早速入れてみましたが、それほど「激速」という印象はないにしても、Windows
の世界で見慣れたGoogle Chromeの画面がUbuntu上に現れるというのは非常に感慨
深いものがあります。
　Ubuntuへのインストールはめちゃくちゃ簡単でして、

　　http://www.google.com/chrome

へアクセスし、32ビットか64ビットかどちらの.debパッケージを選び、ダウンロー
ドしたらそれをインストールするだけです。

　なお、私が出くわした事例として、Flashプラグインがクラッシュするという現
象がありました(Hardy)。この場合には次の手を取ることで回避できます。但し一
部端末操作があります。
1.　Adobeのページ(http://www.adobe.com/jp/)からFlashのパッケージをダウン
　　ロードする。
2.　この中から、Flashのプラグインを取り出す。この場合、例えば/tmpに移動し、
　　　dpkg-deb --vextract /install_flash_player_10_linux.deb .
　　と入力する。
3.　Google Chromeがインストールされているディレクトリに、プラグイン用の
　　ディレクトリを作成する。
　　　cd /opt/google/chrome
　　　sudo mkdir plugins
4.　2.で解凍したファイルからプラグインを探し出し、3.で作成したディレクトリ
　　へコピーする。
　　　sudo cp /tmp/user/lib/adobe-flashplugin/libflashplayer.so /opt/google/chrome/plugins

　Google Chromeを再起動すれば、最新のFlashプラグインが有効になります。
　なお、このことでもわかりますが、Linux版のGoogle Chromeではエクステンショ
ン(プラグイン)の機能が有効になっています。

　個人的な感想では、ベータという割には安定していて、Firefoxからのインポー
トなどの機能も充実している一方で、Windows版からはちょっと遅れている感じを
受けるので、これからのキャッチアップに期待したいな、というところです。

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                   寺薗　淳也 (Terazono, Junya) 
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